第三者に畳の裏返しを依頼する際のポイント

畳は年月の経過とともに日焼けや擦り切れなどを起こし劣化していきます。今の畳をできるだけ長くきれいな状態で使うには、定期的にメンテナンスをする必要があります。使用から3~5年経過したところで行うメンテナンスが「裏返し」です。畳の芯となっている畳床にひっくり返した表面の畳表を張りなおす作業のことで、今あるものを使って貼りなおす作業なので、もっともエコな作業です。また表面の畳表が劣化している場合には「表替え」を行います。これらは自分で行う作業としては難しく、一般的に職人のいる畳屋さんに依頼します。傷み具合によっては表替えや新調する場合も考え、よい畳屋さんを選びましょう。安易に広告で見かけただけの畳屋さんやホームセンターなどへ持ち込まず、きちんとした職人さんのいる畳屋さんを選びましょう。

畳の裏返しは職人技。自分では無理!

畳の構造をきちんと理解していても、裏返しや表替えを自分で行うのはリスクがあります。材料は必要ないのですが、ある程度の道具と技術が必要です。やはりここは畳屋さんに依頼するのが最もスマートです。ではどんな畳屋さんを選ぶのがよいでしょうか。いくつか比較すると、畳屋さんによって裏返しや表替えの価格が異なる事がわかります。その違いは技術にあるのです。職人が手掛ける技術では手縫いなのに対し、昨今の安い業者では鋲で畳表を取り付けている工法が多くなっているようです。長く大切に使いたい畳だからこそ、きちんとした技術で作業してくれる良い畳屋さんを探しましょう。畳職人は技能士の資格が必要です。よい畳屋さんを見分けるコツとして、技能士の資格を持った職人さんがいるかどうかもポイントです。

畳の裏返しは畳を長く使うためのメンテナンス

畳の裏返しを行っていれば、畳床の痛みが少なく、長く使用できます。使用して2~3年程度であれば裏返しをすることで畳が新品のようによみがえります。それ以上の経過の場合も、畳表にしみなどが無ければまだまだ使用できます。もしも畳表をはがしてみて、シミを発見してしまった場合には、表替えするのがベターです。水気のあるものをこぼした場合などには裏側にシミができてしまうことが多々あります。物をこぼしたら速やかに拭き取り、早めに裏返しすることをおすすめします。畳表にはいろんな種類があります。品質によって耐久性も異なるため慎重に選びたいものです。長くきれいに使うコツとしては、いい畳表を選び、こまめにメンテナンスを行うことです。良心的な畳屋さんであれば年数の経過に伴いアドバイスをしてくれるでしょう。悪質な業者に騙されないよう、畳の知識についても学んでおきましょう。